2012年05月15日

模倣対策マニュアルについて

特許庁は5月10日に「模倣対策マニュアル」などをの更新情報を発表しました。2012年3月版では中国、韓国、台湾などの模倣対策マニュアルがリニューアルされたようです。

中国に模倣対策マニュアをザッと拝見しましたが、内容は充実していると思います。

例えば、中国への輸出に備えた権利取得(特許など)については、出願〜登録までのフローチャートがあり見やすいです。一方、中国国内に存在する商標権などの侵害を回避する事前調査についても記載されています。また中国企業と技術提携して生産委託する場合の注意事項や、中国企業と合弁会社を設立した場合の技術情報の漏洩対策なども一見の価値ありです。それぞれについて仮想事例が記載されています。その他実務上の留意点もが細かく参考になります。

<参考サイト:模倣対策マニュアル、知的財産権侵害判例・事例集、調査報告書>
http://www.jpo.go.jp/torikumi/mohouhin/mohouhin2/manual/manual.htm
posted by うっちー at 08:56| Comment(0) | 知財:全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月22日

Youtubeにアップした音楽コンテンツの著作権管理の責任は。。。

ドイツにて、「YouTubeは投稿された動画について責任を負う」という裁定が出たようです。すなわち、ユーザがYouTubeにアップしたコンテンツに無断で音楽が使われていた場合、YouTube側に使用料を請求できるようになるかもしれないということ。

YouTube側もフィルタリング機能を設けたり、無断で音楽コンテンツを使用しているユーザに警告したりして対応している事情を鑑みると、すべての責任をYouTubeに追わせるのは酷なように思えます。さらにこのようにしてしまうと、YouTube側も取り締まりを厳しくしなければならないため、ユーザビリティの低下が懸念されますよね。

チュッパチャプスvs楽天の件と同様、サイト運営者側の責任が増えてきそうです。

<参考サイト:YouTubeは投稿された動画について責任を負う--ドイツ裁判所が裁定>
http://japan.cnet.com/news/service/35016455/
posted by うっちー at 11:17| Comment(0) | 判例:その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月06日

ビジョンを持ち、共有し、尊重し合うすることが大事。

ビジョンというと漠然としすぎてますが、ようは夢があってその夢を実現するまでのストーリーということでしょうか。まずはどの島に向かいたいのか?をちゃんと持つべきだと思います。それにより、その島にたどり着くまでにどのような島を通ったほうがいいのか?どのタイミングでどんな人と出会うべきか?などがわかってくるでしょう(なんか書いているうちにワンピースになってきちゃいましたが・・・)。

ドラッカーの言葉にこのようなものがあります。

リーダーシップとは、人のビジョンを高め、成果の水準を高め、人格を高めることである。

リーダーは自分のビジョンを持ちつつ、そのビジョンに賛同してくれる人のビジョンも理解して高めることが必要なんですね。だから知識の指導をしただけでは足りないということでしょう。
posted by うっちー at 08:30| Comment(0) | 仕事:人材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月02日

新年度スタートです!

新年度を思わせる一面☆

1.新入社に向けて真新しいリクルートスーツをきたフレッシュマン

2.新年度初売りに向けて力を入れて車を磨くカーディーラー

3.新装開店に意気込んで朝から店頭に並ぶギャンブラー

いろんな一面がありますが(笑)、また今年度もがんばっていきたいです♪
posted by うっちー at 09:02| Comment(0) | 雑感:日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月31日

「下町ロケット」読みました!



中小企業が特許を取得したバルブ技術をもとに、各大企業と特許訴訟及び部品供給契約をクリアし、元技術者が経営者としてロケットを打ち上げる夢を実現させる話です。

特許訴訟の部分では、大企業の特許戦略に真っ向から立ち向かい、損害賠償金を獲得するまでの流れが見どころです。また部品供給契約の部分では、大企業内の人間模様と中小企業内での人間模様が、登場人物のそれぞれの心情を踏まえて書かれている点がよかったです。


posted by うっちー at 14:03| Comment(0) | 読書:一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月30日

中国では知財訴訟が多発。

今朝の日経新聞Web刊に、本件に関する記事がありました。

「中国の知財紛争 訴訟件数、日本の100倍に(3/30日経Web刊)」

多くが中国企業同士の争いで、日本の年間受理件数の100倍近く発生しているようです。近年日本企業が中国企業から訴えられるケースも増加している模様。

特許権という暗黙の了解だけでなく、自ら主張してはじめて独占が認められる世界感がすごい。

日本人の考え方は、特許を侵害しないように注意する、というほうが多い。つまり他者の権利を重んじる傾向が強いと思います。一方中国人の考え方は、権利を主張しなければ他者を抑えられない、という前提があるように思えます。

したがって中国に進出する企業は訴訟対応まで考えることがより必要になってきたようです。

<参考:中国が特許法改正を機に「訴訟の時代」へ>
http://chizai.nikkeibp.co.jp/chizai/gov/20101027.html
posted by うっちー at 09:09| Comment(0) | 知財:特許 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月29日

地域ブランディングを商標戦略で。

今朝の日経新聞Web刊に、本件に関する記事がありました。

「「宇和島鯛めし」をPR、5社が協同組合 タレなど商品開発も (3/29日経Web版)」

「宇和島鯛めし協同組合」(清家達也理事長)を設立し、地域団体商標化も視野に入れているようです。鯛めしのタレや関連グッズの商品開発も検討しているとか。

地域ブランディングに力を入れるところが増えてきましたね。ってか、自分たちでブランディングしないと、お客さんは来なくなっちゃうし産品盗まれちゃうし、結構問題多いと思います。

地域団体商標を簡単に言うと、組合が商標を使用したことにより需要者に広く認識されるようになれば、普通名称っぽくても商標登録される、というものです。登録されれば、その商標を独占的に使用することができるため、第三者の参入を阻止することができます。

でも「喜多方ラーメン」は、地域団体商標の登録が認められませんでした。これは、登録の可否について裁判所の判断が示されたのは初めての例。理由は、「福島県や周辺の需要者にとって、『喜多方ラーメン』が老麺会や加盟店の商品・サービスとして広く認識されているとはいえない」というものです。

ブランディングって、その人固有・独自のモノ・アイディア・サービスであることを誰もが認める状態にすることだと思います。これは短期的にどうなるというもんではなく、中長期プランで取り組まないと実現しないんだろうと思います。ある意味、独占権を得るようなものですから。

<参考:「喜多方ラーメン」についてのyhaooコメント>
http://yacomlog.blog.fc2.com/blog-entry-64.html
posted by うっちー at 09:28| Comment(0) | 知財:商標 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月28日

個人エンジニアへが注目が高まってきました。

今朝の日経新聞Web刊に、本件に関する記事がありました。

「MSとノキア、モバイルアプリ開発プログラムに2400万ドル投資(3/28日経Web版)」

同記事には、「参加者は、アプリ開発のための設計、ユーザビリティーといった技術面と、構想の商用化を手助けするビジネス面のトレーニングを、知的財産権を100%守りながら受けられる」と両社は説明している。」という記載がありました。

日本でも、個人エンジニアに仕事し易い環境を提供するサービスを潟Nラウドワークスがはじめました。

http://www.crowdworks.co.jp/

これらの背景にあるのは、会社の存在価値に個人個人が疑問を持ち始めていることにあると思います。つまりスキルがあっても評価され難い組織においては、個人のほうから離れていく傾向が強くなったのではないでしょうか。昔なら、歯を食いしばってがんばっていた企業戦士といわれる人々も、価値の無い戦場から撤退しはじめた、という印象を持ちます。

そうなると、次は旨みを知った個人個人が、それぞれの権利を主張し合う時代が来ることも想定できます。MSとノキアはそこをいち早く察したため「知的財産権を100%守りながら」という謳い文句でアクションを起こしたように思えます。

<参考:日経新聞Web「「MSとノキア、モバイルアプリ開発プログラムに2400万ドル投資」>
http://www.nikkei.com/news/article/g=96958A9C93819499E0E5E2E09B8DE0E5E2E1E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2
posted by うっちー at 08:41| Comment(0) | 雑感:日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月27日

ウェブデザインにも意匠権が認められるかも?

今朝の日経新聞Web刊に、本件についての記事がありました。

「ウェブデザインにも意匠権 特許庁検討、保護を欧米並みに」

意匠権を認める対象は、対象はパソコン画面に表示される検索エンジンなどのウェブ画面や基本ソフト(OS)の操作画面・ゲーム画面、壁紙やアイコンなどのデザイン。保護を欧米なみにする計画だとか。IT企業等からの要請があったことも背景のようです。

しかしながら、保護範囲が広がることにより、権利侵害で訴えられるケースが増える可能性あることを、企業側は懸念しています。

ちなみに、現行の日本国意匠法制度でも、画面デザインについて保護を認めています。でも保護が認めるためには、以下の要件@〜Bを満たす必要があり、欧米にくらべると審査が厳しいと思います。

要件@:物品の表示部に表示される図形等が、物品の成立性に照らして不可欠のものであること
要件A:物品の表示部に表示される図形等が、その物品自体の有する機能(表示機能)により表示されているものであること
要件B:表示部に表示される図形等が、変化する場合において、その変化の態様が特定したものであること

以下の資料では、欧米での登録内容の比較をしているため、わかりやすいと思います。ご参考まで。

<参考:画面デザインの保護について>
http://www.jpo.go.jp/shiryou/toushin/shingikai/pdf/isyou06/05.pdf
posted by うっちー at 08:27| Comment(0) | 知財:意匠 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月25日

新しい企画を考えるときの流れ

今までに本を読んだり人から聞いたり自分で実感したりしたことを簡単に整理すると、自分なりには以下のようになります。

○誰にどういう問題があるか明確にする。このとき、セグメンテーション(市場を細分化)、ターゲティング(対象の絞り込み)、プロファイリング(対象の具体的イメージを作成)などを行うとよい。

○その企画が意図する狙いを明確にする。すなわちビジョン(仮説)を設定する。これにより上記問題がより鮮明になる。

○上記ビジョンの目標(ミッション)を明確にする。

○上記目標を実現するための戦略を明確にする。

○上記戦略を実際に行うための戦術を明確にする。

○上記戦術を仕掛ける行動計画を明確にする。

○競争優位性はあるか、競合とのベンチマークを行いながら確認する。

○そもそもその企画は自分にとって「やりたい×できる×勝てる」ものであるか考える。

いろいろやることはありますが、日々考え続ければ何か新たな企画が思いつき、それを実行するときがくると信じることが重要だと思います。
posted by うっちー at 21:29| Comment(0) | 仕事:経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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