2012年03月22日

サトウの切り餅vs越後製菓が決着!

”サトウの切り餅vs越後製菓”の特許侵害訴訟の決着がつきましたね〜。結果的に、サトウさんは今のままだと切り餅を販売できないので、改良するのかな〜。おさらいすると、本訴訟の論点は、”上か下の面に切り込みを入れた餅が越後製菓の権利範囲に入るか否か?”でした。

越後製菓の特許請求の範囲の記載は、「載置底面又は平坦上面ではなく・・・」というもの。したがって、文言上非侵害であり、均等論が適用させるか否か?が争点でした。

当時の判決文(2011年9月7日)を見ると、「載置底面又は平坦上面ではなく・・・」という記載は、”載置底面又は平坦上面に切り込みを入れない”という意味ではなく、あくまでも”側周面に切り込みを入れること”を強調すること意味するものである、と判断したようです。

なお、サトウの切り餅は、差し当たり側周面に切り込みを入れなければ、越後製菓の権利範囲から外れることになります。しかしこれでは越後製菓の切り餅に品質が劣るため、どのように改良するかが個人的に楽しみです。

でも、サトウ側は上告する方針のようですね〜。

<参考サイト:yahooニュース>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120322-00000088-jij-soci
posted by うっちー at 19:05| Comment(0) | 判例:特許 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月13日

期間満了前の査定が手続き違背と審決

☆平成23(行ケ)10406 審決取消請求事件 特許権 行政訴訟 平成24年03月08日 知的財産高等裁判所
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20120309093538.pdf

拒絶理由通知の応答期限は、書類の発送日から原則60日(出願人が外国人などの場合は3カ月)です。しかし、一定の事情がある場合、期間延長申請書を提出すれば、応答期限が延長できます。

http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/torikumi/t_torikumi/kyozetu_entyou.htm

本審決は、拒絶査定不服審判を請求し、この審判において拒絶理由通知がされました。そこで出願人は、期間延長申請書を提出して応答期限を延長しました。しかし、延長後の応答期限が満了する前に、審理終結通知書(審判を終わりにする予告のようなもの)及び審決(審判を終わりにした旨の宣告)が出されてしまいました。したがって、出願人はこの審決の取消を請求し、この請求が認められました。理由は、意見書提出の機会を付与すべきと定めた特許法の上記の趣旨に反する、というものです。
posted by うっちー at 20:50| Comment(0) | 判例:特許 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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