2012年03月23日

特許が成立しているかどうかを確認する方法

特許庁データベース(IPDL)にて公開されている公開特許公報の特許が成立しているかどうかを確認する場合は、下記画面@の右上にある「経過情報」をクリックします。すると、下記画面Aが表示されます。そして画面Aの「出願細項目記事」のところとに、「査定種別(登録査定)・・・」と表示されていれば、特許が成立していることになります。

したがいまして、「特開2011-XXXXXX」を見ただけで、”特許になっている、やばい!”と慌てる必要はありません☆

なお、IPDLに反映されるタイムラグがあるのでご注意ください。

画面@
120323:IPDL.jpg
画面A
120323:IPDL._基本項目.jpg

<参考:特許庁データベース(IPDL)>
http://www.ipdl.inpit.go.jp/homepg.ipdl
posted by うっちー at 18:32| Comment(0) | 知財:特許 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月22日

サトウの切り餅vs越後製菓が決着!

”サトウの切り餅vs越後製菓”の特許侵害訴訟の決着がつきましたね〜。結果的に、サトウさんは今のままだと切り餅を販売できないので、改良するのかな〜。おさらいすると、本訴訟の論点は、”上か下の面に切り込みを入れた餅が越後製菓の権利範囲に入るか否か?”でした。

越後製菓の特許請求の範囲の記載は、「載置底面又は平坦上面ではなく・・・」というもの。したがって、文言上非侵害であり、均等論が適用させるか否か?が争点でした。

当時の判決文(2011年9月7日)を見ると、「載置底面又は平坦上面ではなく・・・」という記載は、”載置底面又は平坦上面に切り込みを入れない”という意味ではなく、あくまでも”側周面に切り込みを入れること”を強調すること意味するものである、と判断したようです。

なお、サトウの切り餅は、差し当たり側周面に切り込みを入れなければ、越後製菓の権利範囲から外れることになります。しかしこれでは越後製菓の切り餅に品質が劣るため、どのように改良するかが個人的に楽しみです。

でも、サトウ側は上告する方針のようですね〜。

<参考サイト:yahooニュース>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120322-00000088-jij-soci
posted by うっちー at 19:05| Comment(0) | 判例:特許 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月21日

前足着地(フォアフィット)ランニングについて

先日から、フォアフィットでランニングしたほうがひざや腰に負担が掛かり難いということではじめてました。

しかし慣れないと、つま先走りになりがちで、ふくらはぎが張りますね(汗)。そのため、張り切りすぎると筋肉痛が激しいです><。

さらに、足首に荷重がかかり易くなるため、痛める可能性もあります。したがって、ランニング前には十分に足首を動かしておくことをお奨めします。
posted by うっちー at 07:40| Comment(0) | 趣味:スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月20日

釣りゲームの魚の引き寄せ画面の翻案について(グリー社 vs DeNA社)

グリー社が釣りゲームの著作権侵害ととしてDeNA社に東京地裁に提訴した裁判の判決のうち、翻案権の侵害が問われた”魚の引き寄せ画面”についての内容を整理してみました。

ちなみに、「翻案」とは、既存の著作物の本質的な特徴を依拠(よりどころと)し、表現を変えて新たな著作物を創作する行為のことを意味し、この行為ができるのは原則著作者のみです。

原告(グリー社)は、下記の点が原告作品「釣り★スタ」における魚の引き寄せ画面の本質的な特徴であると主張しました。

〇視点・・・水中の真横から見たイメージ
〇描写・・・三重の同心円(魚をターゲティングするもの)、魚は単なる黒い魚影
〇背景・・・水中は薄暗い青系統色で、水底と岩陰しかない
〇動き・・・魚影が水中を動き回り、魚影が同心円の一定位置に来たときが引き寄せ易いことを暗示

一方、被告(DeNA社)は、上記の点はありふれたものであると共に、被告作品「釣りゲータウン2」には相違点があると反論しました。

そこで裁判では、それぞれ以下のように判断し、翻案権侵害が認められるとしました。。

1)被告作品の利用者は、原告作品の魚の引き寄せ画面の表現上の本質的な特徴を直接感得することができる。

2)被告が原告作品の内容を知っていたとなると、原告作品の魚の引き寄せ画面に依拠して被告作品を作成したため、被告が引き寄せ画面を翻案した。

3)原告作品が販売される前には、上記の点を有する作品が一つも存在しなかった。

4)魚の引き寄せ画面においては多数の選択の幅があるにもかかわらず具体的な表現を採用したとなると、共通する上記の点が単なるアイディアにすぎないとはいえない。

5)原告作品と被告作品の相違点は、@短時間の特定の場面にすぎない、A表現上のささいな違いに留まる、Bゲーム製作者であれば比較的容易に思いつく、というレベル。

なお、DeNA社は控訴したため、まだしばらく続きそうですね。

<参考:判決文>
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20120314102239.pdf
posted by うっちー at 13:12| Comment(0) | 判例:その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月18日

特許関連ビジネスが拡大傾向!?

「「稼ぐ特許」世界で関連ビジネス急拡大」という見出しで、本日の日経新聞Web刊で取り上げられていました。

2010年8月に設立された日本初の知的財産ファンド「LSIP(エルシップ)」は、約1年半で100件以上の特許を収集し、製薬ベンチャー企業などへランセンスを提供することで収益を上げているようです。ここでは主に、がん、アルツハイマーなどライフサイエンス4分野が対象。ビジネスモデルは、点在している特許やアイディアを集約し、事業化するというもの。

海外はその一歩先を行っています。米国の知財ファンドのインテレクチュアル・ベンチャーズ(IV)は、保有する特許数が3万5000件以上。シカゴ・オプション取引所は世界初の「知的財産国際取引所」を12年中に立ち上げる計画。

IT業界でも熾烈なバトルが繰り広げられていますね。今月には、米ヤフーが米フェイスブックに対して特許権侵害で提訴。特許戦略でフェイスブックに一矢報いたいというヤフーの思惑は、現地ではあまり受け入れられていないようですが。。。

無形資産を矛や盾にするために、これを如何に”カタチ”にして蓄財していくか?ということが近年のテーマであり、特許戦略はあくまでもその一手段に過ぎないと思います。
posted by うっちー at 21:50| Comment(0) | 知財:全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

先使用権を取るための要件(特許出願の際現に)

発明の研究開発段階から事業開始までの間に他者に出願されて特許権を取得されてしまう可能性があります。このとき、特許出願前からこの発明に関する事業をしようとしていたことを立証できれば、無償で実施する権利を有することとなり、特許権侵害は回避できます。しかし、実際の現場では、研究開発や製造に追われがちです。このため、先使用権の取得を意識することなく特許発明を実施してしまい、利益が出たころを見計らって特許権者から狙い撃ちされる、ということがないとは言えません。したがって、侵害行為を未然に防止するためには、自社のノウハウ管理は重要です。

そこで、特許庁から以下のようなコメントが出されています。

『多くの裁判例からみると、特許出願の前後を通じた研究開発の着手から事業の開始、継続までの一連の経緯についての立証資料を検討し、他者の特許出願の時に、「事業の準備」や「事業」を行っている段階にあったかを認定・評価して先使用権の成否を判断。』(平成23年度知的財産権制度説明会(実務者向け)テキス「戦略的な知財管理について−職務発明制度・先使用権制度−」より)

上記資料では、事業計画書、設計図・仕様書、見積書などが「事業の準備」をしていたことを立証するものと例示されています。また、証拠力を高める手法として、私署証書に確定日付を付与したり、公正証書を作成したりすることが挙げられています。

今後は特許戦略の一つとして、先使用権の確保がより必要になってきそうですね。

<参考:戦略的な知財管理について−職務発明制度・先使用権制度−>
http://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/pdf/senshiyouken/19.pdf
posted by うっちー at 00:29| Comment(0) | 知財:特許 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月17日

ランニングは踵より前足着地がいい☆

ランニングって、踵からじゃなくて前足(フォアフィット)から着地したほうがいいらしいですね☆ひざが伸びないため地面を踏みきった時の反発力を活かせし、ひざや腰への負担が少ない。ってかそもそもヒトが裸足で走るとき、踵だと痛すぎるから前足から着地する。これが自然の走り方。踵から着地するようになったのは、シューズのソールが発達したからのようです。

ちなみに、学生時代に友人の卒業研究の実験台として、歩行時の足裏の加重変化を測定された時がありました。その時は前足着地で歩行するデータが出て、若干変人扱いされたことを思い出しました(笑)。

<参考:ベアフット・ランニング.jp: 踵着地とフォアフット着地の違いがよく分かるビデオ>
http://barefootrunningjapan.blogspot.com/2010/02/blog-post.html
posted by うっちー at 00:50| Comment(0) | 趣味:スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月16日

特許を取るまでの流れ

国内で特許を取る際、弁理士に依頼する場合は、以下のような流れをイメージしていただければいいと思います。

(1)〜(8)まで、平均4〜5年。手続をちゃっちゃかやれば、もっと早く特許になります。

(1)出願検討=数日〜数週間

(2)出願書類作成及び出願手続=1ヶ月前後

(3)国内優先権主張出願期限=出願日から1年以内(期限内に改良発明を追加可能)

(4)出願公開=出願日から1年半後(公開されると公知技術となる)

(5)出願審査請求=出願日から3年以内(期限内ならいつでも可、未請求だと出願が取下擬制)

(6)審査対応=出願審査請求後1〜2年(拒絶理由通知が来たら反論しないと特許にならない)

(7)特許査定

(8)特許料納付⇒特許付与

<参考サイト:特許権を取るための手続(特許庁)
http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/tetuzuki/t_gaiyou/tokkyo1.htm
posted by うっちー at 20:00| Comment(0) | 知財:特許 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月15日

中国の実用新案文献の機械翻訳について

中国の実用新案登録出願の機械翻訳が特許庁のデータベースで見れるようになるようです。

「本年3月19日より(独)工業所有権情報・研修館の特許電子図書館(IPDL:Industrial Property Digital Library)を通じて、機械翻訳を利用して作成した中国実用新案和文抄録データの検索・照会サービスを開始」
http://www.meti.go.jp/press/2011/03/20120314003/20120314003.html

なお、中国の実用新案権がいかに日本企業にとってリスキーかについては、下記のリンクをご覧下さい。
http://yu-individual.seesaa.net/article/257085180.html
posted by うっちー at 09:06| Comment(0) | 知財:特許 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月14日

提案書を書く時の注意事項

本日の営業研修のテーマは、効果的な提案書についてでした。

時代とともにお客さんの業務体系が変わるため、それに合わせて営業活動をしなければなりません。そして今の日本の経済状況から考えると、お客さんは自分の業務をこなすことで精一杯。儲からないものや意味がわからないものについては一切お金を払わないように思えます。したがって、こちらからお客さんが気づいていない大切なものを提供しなければなりません。そのときに活かせるのが、提案書だと学びました。

提案書には定義や決まったフォーマットがあるわけではありません。しかし、お客さんが抱える問題を解決することを目的としたものでなければ、お客さんの心には響きません。また、提案を伝えたい相手が誰かも明確にしなければなりません。直接の担当者と管理職の方とは考え方も立場も違います。伝えたい相手を選ぶポイントは、意思決定ができる人か否か?です。
posted by うっちー at 21:39| Comment(0) | 仕事:営業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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