2012年03月13日

知識労働とソフトウェア開発



1〜4部構成で、ドラッカーの言葉を使いながらソフトウェア開発の業務内容や進め方のパターンを解説しています。前職にて生産システム構築のプロジェクト業務を行っていたため、非常に興味深く勉強になりました。また著者が語るように、ソフトウェア開発業務に限らずすべての業務について参考になると思います。

現在のソフトウェア産業においては、アーキテクト(わかり易く言えば、基礎的能力、コミュニケーション能力、技術力を兼ねそろえた人)が不可欠だそうです。特に、顧客の要望が実現可能か否か?矛盾がないか否か?網羅しているか否か?をちゃんと認識してソフトウェア開発することが重要である点が印象的でした。

ふと思うに、ソフトウェア産業の発達により、システム思考、プロジェクトマネジメント、リーダーシップなどの言葉がより一般的になって他の産業でも使われるようになったような気がします。逆にいえば、他の産業はこれらの言葉を使う必要がないほど、以前は業務の仕方や考え方が属人的だったのかな?という風にも思いました。


知識労働とソフトウェア開発 (技評SE選書)
posted by うっちー at 22:23| Comment(0) | 読書:ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

期間満了前の査定が手続き違背と審決

☆平成23(行ケ)10406 審決取消請求事件 特許権 行政訴訟 平成24年03月08日 知的財産高等裁判所
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20120309093538.pdf

拒絶理由通知の応答期限は、書類の発送日から原則60日(出願人が外国人などの場合は3カ月)です。しかし、一定の事情がある場合、期間延長申請書を提出すれば、応答期限が延長できます。

http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/torikumi/t_torikumi/kyozetu_entyou.htm

本審決は、拒絶査定不服審判を請求し、この審判において拒絶理由通知がされました。そこで出願人は、期間延長申請書を提出して応答期限を延長しました。しかし、延長後の応答期限が満了する前に、審理終結通知書(審判を終わりにする予告のようなもの)及び審決(審判を終わりにした旨の宣告)が出されてしまいました。したがって、出願人はこの審決の取消を請求し、この請求が認められました。理由は、意見書提出の機会を付与すべきと定めた特許法の上記の趣旨に反する、というものです。
posted by うっちー at 20:50| Comment(0) | 判例:特許 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

特許製品の販売ルート

特許を取って製品を拡販したい!と誰しも思うことです。そして現在はインターネットの発達により、ネットショッピングが普及し、以前よりも営業コストを掛けずに商品を多くの人々に提供することができるようになりました(ショッピングサイトへのマージンは発生しました。。。)

しかし、必ずしもネットショッピングの利用が適しているとは言い切れません。拡販することにより、第三者が同じビジネスに参入してくるからです。そして自社製品よりも安い廉価版を販売されると。。。商売が厳しくなります。

ではどのような販売ルートを選択すべきか?という、これはその製品を購入するユーザー(ターゲット)と生産体制によるのではないでしょうか。

薄利多売(低コスト、大量生産)をするならば大手ショッピングサイト、そうでなければ自前の販売ルートで行うのがよいと思います。

でも、特許を取った製品であれば、口コミとかで広げていったほうがプレミアム感があっていいように感じます。この場合、ターゲットは高収入のビジネスマンで、生産体制は受注に応じて行う、というイメージです。
posted by うっちー at 08:59| Comment(0) | 知財:特許 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月12日

中国の実用新案は驚異!?

中国では、進歩性の判断基準が低く、いわゆる小発明にも独占権が与えられます。このため、自国では権利化されるはずがないと思われるものにも権利が付与されてしまっている状態。このような小発明については、そもそも無効理由があるのかないのかも判断できず立証が困難なため、権利行使された側は非常に不利になるようです。このため、過去には23億円の和解金が支払われた例もあるとか。

なお、中国では特許出願の件数より実用新案登録出願の件数のほうが多くなっています。まだ出願件数が増加しているため、今のうちに小発明について権利化しておくのはアリかもしれません。

さらに、中国で規定されている技術輸出入管理条例には、技術提供者に賠償責任を求める「特許保障義務」が含まれています。したがって、導入した側が損害を被った場合、賠償責任は提供者にあるということになります。

ビジネスを展開する上では念のため注意が必要ですね。

参考:中国における実用新案に係るリスクについて
http://mitsui.mgssi.com/issues/report/r1202q_yamauchi.pdf
posted by うっちー at 00:17| Comment(0) | 知財:特許 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月10日

知財総合支援窓口

アイデア段階から事業展開までの知的財産に関する悩みや課題について無料で相談にのってくれるようです。各都道府県に施設があります。

利用する目的としては、弁理士などの専門家に相談する前段階として、知財戦略の大枠を作ることがいいと思います。

http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/torikumi/chushou/chizai_mado.htm
posted by うっちー at 14:14| Comment(0) | 知財:特許 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月08日

プロフェッショナルサラリーマン(プロサラ) 感想



著者の俣野さんのおっしゃる通り、20代のビジネスマンの方にはぜひ読んで頂きたい本だと思いました。
同時に、私も20代のころに拝見していたらどうだったかな〜と想像してみたところ、おそらく本書は「自分自身」に負けないための”礎”の一つに間違いなくなっていただろうと感じています。

10年くらい前よりきっと今のほうが、誘惑(転職、副業やネット株による副収入、SNSによる人脈構築など)は多いのではないかと思います。また各企業における”古い体質”も、いまだ根強く残っているようですね。このため、現代の若者は頑張りたくても頑張れない「自分との葛藤」に苦しみり、仕事に没頭できず結果を出し難い環境にいるのかもしれません。

もしそうだとしたら、それは我々の責任でもあることを自覚しなければいけないと考えました。将来の方向性を見出し、それを信じて突き進み、そして結果を出していかなければ、若者もついてきませんよね。

本書は、20代のルーキーにとってのモチベーションアップのみならず、彼らを先導し常に”背中”を見せ続けなければならない30代、40代のリーダーにとっての教訓になる内容ばかりです。

私も弁理士としてだけでなく、今後はリーダー及び経営者としての意識を今以上に持ち、いち早く特許業界での真のプロフェッショナルになるよう、日々精進していきたいと思いました。


プロフェッショナルサラリーマン ― 「リストラ予備軍」から「最年少役員」に這い上がった男の仕事術
posted by うっちー at 22:48| Comment(0) | 読書:ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

共同発明の契約書における単独名義とは?

共同発明をするということは、共同で開発するということなので、相応の約束が必要ですよね。

例えばAさんとBさんが一緒に発明して特許とろう!と約束したけど、一方が先走って特許取っちゃう場合もあるため、「単独名義で出願し取得した特許権については・・・」などという縛りをかけたりします。これにより、一方が特許で儲かったら、もう一方にもその特許を使わせてあげましょうね、という約束などができます。

ちなみに、共同名義、すなわち甲及び乙が出願人の場合、どちらも特許を取得できるので、このような約束は不要となります。
posted by うっちー at 21:56| Comment(0) | 知財:特許 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月07日

仮説提案とは?

今日は東京都中小企業振興公社主催の営業研修第4回目。残り2回。「顧客を知る」ところから「仮説提案」まで終了。最後はプレゼンもあるのでがんばりたいです☆

そこで今日の研修内容を少しだけお裾わけ。

・企画提案は、商材ありき。仮説提案は、Q&Aにより解決策を導くもの。

・質問は、「クローズド質問」と「オープン質問」の2種類のみ。クローズド質問は、はい/いいえ、単語での回答が可能なもの。オープン質問は、考えて回答を導くもの。

・自社の商材は一見必要なさそうだけど、「他には?」「なぜ?」「ところで・・・?」などの質問をタイミングよく織り交ぜることにより、顧客の潜在的な要求を導き、自社の商材を提案できる場合もある。

どんな仕事でも大切なことは、お客さんに素直に興味を持つこと。いろいろ話をして、最終的にこちらの商品がお客さんにとって必要ないとしても、そこまでに至る行動や内容は価値ある無形資産ではないでしょうか。そしてこの無形資産を的確に活かすことが次の一手に繋がると思います。

ちなみに、東京都中小企業振興公社は各種研修や助成金を扱っているのでけっこう重宝してます♪

http://www.tokyo-kosha.or.jp/index.html
posted by うっちー at 21:51| Comment(0) | 仕事:営業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月06日

「ちょっとしたアイディア」が特許になるかならないか?

「ちょっとしたアイディア」が特許になるかならないか?の一つの指針は、

(1)そのアイディア(例えば、モノやビジネスモデル)が特徴的である場合

(2)アイディア自体はありふれた発想の組み合わせだけど、組み合わせることが簡単には思いつくものでなく、かつそのアイディアにより顕著な効果が得られるものである場合

(1)か(2)どちらかであれば、特許として成立します。

なお、特許になるかならないかはそのアイディアが属する分野の密集具合にもよります(つまり密集している分野では、ちょっとしたアイディアでも特許になる可能性があります。)。
posted by うっちー at 22:51| Comment(0) | 知財:特許 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月12日

パラカップに参加しました!

4月10日(日)に、毎年恒例のチャリティマラソンイベント「パラカップ」に参加しました。


http://www.paracup.info/index.html


パラカップは今回で7回目をむかえました。


僕はパラサイヨメンバーで、1回目と2回目には運営スタッフとして参加しました。


それからしばらく弁理士試験と時期が重なるため参加を見合わせていましたが、昨年からはランナーとして参加復帰しました。


弁理士仲間にも声をかけてみたところ、みんな快く参加してくれました。ありがたいことです。今年は震災の最中受験勉強している皆さんへ少しでも励みになればと思い、みんなで一言メッセージを作りました。


http://blog.livedoor.jp/n_miwa/archives/3677194.html


画像は、僕の受験時代の恩師の先生のブログに掲載していただいたものです。


パラカップはチャリティイベントですが、僕にとってはそれだけではありません。仲間と一緒に一年に一回青空の下で体を動かして楽しみ、走り終わった後に一杯やりながら語り合うとても大切な時間です。


環境が異なり普段はなかなか会えない仲間でも、チャリティを切っ掛けにして定期的にコミュニケーションを取ることって、意外にイケてるんじゃないでしょうか?


ポイントは、決してチャリティを意識していないところです。チャリティできてよかった!という感想は出ませんでした。でも結果として、みんなでチャリティに参加し、社会貢献しているんですよね。


大震災も影響して、気持ちにゆとりが無く、心が少し暗くなりがちなこんなときこそ、仲間と一緒に社会貢献という共通の目的をもって非日常的な時間を楽しんでみるのはいかがでしょうか?そういう活動が増えることにより、日本の将来も明るくなるのかなって、今は少しだけ思っています^^

posted by うっちー at 22:18| Comment(6) | 雑感:日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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